◆読むことでしてきた工夫
- 対象を指でなぞりながら読む方法
・メリット
道具が必要ありません
見ている一つの文字に絞ることができます
・デメリット
指の太さは変わらないので細かいものには向きません
指を離してしまうと 読んでいる箇所がわからなくなることがあります - 声をだして読む方法
・メリット
視覚以外の五感を複合することで経験として意識が上がります
声に出すことで処理速度が落ち、情報の処理がしやすくなります
・デメリット
周りに人がいる場面では 使いにくいです
静かな場所では 使いにくいです - 蛍光ペンを使って強調する方法
・メリット
色を付けることで 「目に入りやすく」なります
色に好きなように役割を決められます
(赤は重要 緑は余暇活動等)
・デメリット
道具が必要なこと 移動中に使いにくいです
色を増やしたときに 余計に選択する迷いが生まれることもあります - 定規をあてる方法
・メリット
定規の色を透過しないものを使うと見やすくなる 情報を遮断します
直線でガイドラインのようになり 読み間違いを減らします
・デメリット
道具が必要なことです
点でみることではなく 線でみるので指追うより間違えやすいです - 読む場所以外を紙で隠す方法
・メリット
余計な文字情報を減らして 読みやすくする効果が期待できます
専用の小道具として作れる可能性もあります
・デメリット
やや大きめの紙が必要なため 使える場所が限定的です
準備に時間がかかります - 図や絵に変えてみる方法
・メリット
文字より絵の方が イメージをつかみやすい場合があります
図があることで 読む分量や負担が減ります
・デメリット
絵心というセンス・・・
図を考えたり 作り方を覚えることが難しい場合もあります - 読む力が尽きる時間を計る方法
・メリット
平均的な消耗について 客観的な数字がわかります
強制的に休む指針になる可能性があります
・デメリット
1人で行うと疲れや、複合処理で心が折れやすいです
対象となる期間が長く必要になります - ひらがなを多用する方法
・メリット
漢字が読みにくい場合の負担を軽減する可能性があります
・デメリット
もじのじょうほうがながくなります(見難いことも) - 写真にとって確認する方法
・メリット
焦って読まなくても良い 忘れても安心です
最近は日付も入るので記録になります
・デメリット
写真禁止の場所があります
データが増えた際に 探すことが大変です - 内容を書きとる方法
・メリット
聞き取り書くことの練習にもなります
記憶に残りやすくなります
見えない障害を ほかの人から見えるようにできます
(何かを補っている姿がみえます)
・デメリット
書いた場所がわからなくならない工夫が必要です
書く速度がついていかなくて 焦りやすくなることがあります